小曲集について(1)
小曲集について(1)
宮城道雄作品の小曲集、 お箏を初められる方が、 最初に手にする楽譜です。
他の流派の方々にも 使われている様で、 この楽譜が無い以前は、 いきなり、
黒髪、 六段などだったとか。 長い曲を気長に、 半年・一年と 続けて根気よく
習っていたのだ そうです。
内容ですが、 実に良く出来ており、 一曲づつ 新しい手法が 盛り込まれていて、
お箏の バイエル とも言われています。
まず、 ロバサン。 これは、
・しっかりとした大きな音で弾く
・唄いながら演奏する
・となりの音だけでなく、一本糸を越えて弾く(下降音)
などがポイントでしょうか。
小曲集について(1)
2006年12月9日土曜日