生田流 古曲
生田流 古曲
奈良時代 唐から伝来した 13絃の箏(こと)は、 江戸期に入り 宮廷から民間へ 広まって
行きました。 僧、賢順 平調子を定めた 弟子の八橋検校(けんぎょう)。
その弟子の一人 北島検校の弟子の 生田検校が 生田流を名乗り、 多くの門人を輩出、
各地に広がって、 様々な流派が 現存しています。
爪の形状は四角く、 長い歴史とともに 楽曲も数えきれない程。
幕末に入り 箏と三味線の合奏で、 華やかになって行く中、 光崎検校は 箏のみの楽曲も
創作して行ったのです。 その光崎の曲に感銘を受けた 吉沢検校も 箏のみの作曲をし、
古今組と 呼ばれております千鳥の曲、 春の曲、 夏の曲、 秋の曲、 冬の曲を作曲し、
古今調子と呼ばれる 独自の新たな調弦を 確立しました。 ここまでの楽曲を、 私たちは、
一般的に 古曲と呼んでおります。
古曲の例
手のもの 六段の調(しらべ)
唄もの 千鳥の曲
合奏曲 六段、 千鳥など、 多くの曲が、 箏同士、又は尺八などと 合奏する事も
有ります。
注意:各ファイルは かなり大きなムービーです。 ADSLや光回線の ブロードバンドで
ご利用下さい。
また、クイックタイム 7.0以上が必要です。APPLEのサイトからダウンロードして
ご利用下さい。
生田流 古曲
2007年1月7日日曜日